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サロモン/SALOMON

サロモンはオーストリアから車で西に一時間ほどのところにある「クレムスタール」で、8世代続く家族経営の老舗ワイナリー。

1614年、最初は「カプチン会」という 18世紀に全盛期を迎えたカトリック系の修道院のワインを造っていましたが、1792年にヨーゼフニ世によって修道院は売られ、サロモン家は畑とワイナリーを購入しました。

現当主のバート ・ サロモン氏の父、フリッツ氏が 1932年に初めて自社栽培のブドウでワイン造リを始め、第二次世界大戦以前に既にアメリカに輸出していたそうです。

サロモンの魅力

サロモンのワインの魅力はクレムスタールのミクロクリマをピュアに表現した高品質な辛口白ワイン。

クレムスタールは細かく士壌が分かれているため、近い場所であってもグリューナーに向く土壌、リースリングに向く士壌があり、サロモンではそれぞれの特徴を最大限に生かしたワイン造りを行っています。

畑では科学的な農薬や肥料は使用せず、収穫はすべて手摘み、梗は取り除いてピュアなテロワールを表現しています。

また、クレムスタールはウィーンの北西部に大きく広がる森林地区から吹く冷たい風と、パノニア平原からの熱波がぶつかる場所で、そのため寒暖の差が激しく、完熟しながらも酸がしっかり残り、それがワインのストラクチャーヘと繋がります。

歴史ある畑のブドウ品種リースリング

サロモンの特徴は、リースリングの畑を多く所有していること。グリューナー・ ヴェルトリーナーがオーストリア全体の栽培面積の30%を占めるのに比べてリースリングはオーストリア全体の4%しかないのですが、サロモンの栽培比率はリースリング50%、グリューナー・ ヴェルトリーナー 50%と、グリューナーと同じくらいリースリングを大切にしています。

リースリングを栽培しているクーゲルの畑は、修道院がワインを作っていた時からある歴史ある畑です。

現在24歳の息子さんも一緒に働いており、まだ商品化されていませんが、酸化防止剤無添加のペティアンを作るなど、伝統を守りながらも新たなチャレンジを行っています。

クレムスタールの素晴らしいテロワールと、サロモン家のチャレンジがどう融合していくのか、これからがとても楽しみです。

サロモン(SALOMON)


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